お気に入り演奏一覧 2006年度版
2006年ももうすぐ終わり、2007年へのカウントダウンが始まりましたね。2006年を振り返ってみて、よく聴いた曲(お気に入り演奏)をこの記事にまとめておきます♪
※あくまで管理人の主観であって、曲の評価をしているわけではありませんのであしからず。もちろん、名演奏でここに載せていないのもあります。
ポロネーズ 第3番 "軍隊" イ長調 作品40の1
リズミカルで楽しく、聴いてて肩が凝らないような曲だと思います。
ポロネーズの中では難易度もそれほど高くなくて弾きやすいし、結構有名なはずなんですけど、なぜか演奏映像があまり公開されていないんですよね。
さて、この軍隊ポロネーズですが多少(?)アレンジが入っています。どこでしょう?
ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調 作品40
ウラディーミル・ホロヴィッツの演奏です。さすが20世紀最大のピアニストと言われるだけあり、彼の持つ圧倒的な迫力、表現力にすっかり魅力され、恐怖すら覚えます(笑) 今までなじみのない曲だったんですがこの映像によって脳内お気に入りフォルダに追加されることとなりました。
ホロヴィッツの映像は晩年期ものもしか出回ってませんよね。
若かりし頃は一体どんな演奏をしていたんでしょう。
ポロネーズ 第6番"英雄" 変イ長調 作品53
管理人最大のお気に入り(なんせ、この演奏を紹介するためにこのブログを作ったようなものです(笑))、スタニスラフ・ブーニン版の英雄ポロネーズです。英雄ポロネーズ自体はもっと前に聴いたことはあるんですけど、そのときは「ふーん」程度でした。ブーニンの演奏を聴いたのは、去年の12月あたりにAmazonで買った「衝撃のショパンコンクールU」というCDでなんですが、その斬新な表現、生きる力を与えてくれるような力強い堂々とした演奏にタイトル通りに衝撃を受けて、しまいにはこの曲を練習するようになりました(笑) いつかあんな演奏ができたらいいなあ、と。
ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9の2
定番中の定番。有名すぎるので解説はいらないと思います。確かフィギュアスケートで浅田真央選手のBGMにも使われていたような・・・
有名すぎるが故に俗化される傾向もあるこの曲ですが、やはりお気に入りということでここに紹介しておきます♪
ピアノ ・ソナタ第3番ロ短調op.58(第4楽章)
2005年度ショパンコンクール優勝者、ラファウ・ブレハッチの演奏です。演奏スタイルは正統派中の正統派、純粋なショパンの演奏って感じです。
きっと、「ショパンを聴いたっ!」という気持ちにさせてくれることでしょう。将来が楽しみなピアニストでもあります。
この曲、強制的に脳内再生されていた時期があります(笑)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11 第3楽章
初めてブーニンを見てその存在を知るきっかけとなった映像です。確か「20世紀の名演奏」って番組だったと思います。ほんのラストの1分くらいの部分しか流れてませんでしたが、完璧なテクニックに加えて緊張など感じさせないで楽しそうに演奏する姿にすさまじいカリスマ性を感じました。
スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調 作品8の12
ホロヴィッツ第2弾です。ホロヴィッツ版カルメン変奏曲も好きなんですが終盤の人間業とは思えない超高速ど迫力連打(?)が決め手となりこちらを紹介することにしました。
それにしても、あの空気を張り裂くような豪快なサウンドはどうやって出しているんでしょう??
半音階的大ギャロップ
ある意味もっとも衝撃的な演奏かもしれません(笑)
演奏者のジョルジュ・シフラは「リストの再来」とまで言われた天才です。
この映像を見るときっとリストもこんな演奏をしていたんだろうなあと思ってしまいます。
初めて小学生くらいのときで、その頃はクラシックに興味はなかったんですが、流石にこの映像には釘付けになりました。
「人間にこんなことができるのか!?」と思ったことを覚えています。
聴いたときに何か電気ショックのようなものを感じるかもしれませんよ♪
2007年になっても「衝撃のショパン名演奏!」を宜しくお願いします♪
それでは皆さん良いお年を〜